これもまた愛

LOVE KENTYって言いたい

恋の落とし物センター

毎月Myojoを買っています。(だいたい娘が、たまにわたしが)

 

アイドル誌というものが、月に5冊も発売されているとはケンティーラバーズの一員になるまで知りませんでした。

そのくらい需要があるんだなあ。

 

そして毎月見ていると(立ち読みしてました、すみません)、それぞれの雑誌に特徴があることもわかってくるんですね。

 

その中で、すきなのはMyojoでした。

 

Myojoの話を、うっかりママ友にしたりすると、「明星まだあるんだ!」と言われたりします。

 

まだ、とは。

 

しかも、漢字。

 

私は人生で初めて去年認識したけど、

この方は若かりし頃にそれに触れることがあったのね。(人生いろいろね)

 

聞いてみるとジャニーズの誰々がすきだったとかのお話が聞けます。友だちが買っててみせてもらったとか、本屋で見てたとか。

 

なるほど、納得の歴史と王道感。

 

あ、脱線したわ。

 

そのMyojoの、毎月固定のSexy Zoneのページ、SZ STATION(セクシーゾーンステーション)があります。駅がモチーフになってるページです。

 

その中でケンティーのコーナー

「恋の落とし物センター」があるのですが。

 

 

 

ケンティーが毎月ポエムを書いています。

 

このコーナーのクセの強さに毎回感心していて、すごく興味深く読んでいます。

 

なんで読者の恋愛エピソードをポエムで返そうと思ったんだろうか。

 

と、毎月思います。

 

なにかを鍛えてるのかもしれない。

感性とか、文章力とか、センスとか。

 

でもだいたい印象一発のフィーリング勝負みたいなコメントが載っていて、

でもなにかしら気になるワードが散りばめられたケンティーのポエム。

 

どんな感じで書いてるのか。

即興なのか。

即興じゃないとして、どのくらいの時間で作ってるのか。

たまに詰まるときもあったりするのかな。

コーナーやりだして1年だよね。

 

今月のタイトル、アンブレラライン

アンブレラ=傘

レイン=雨

アンブレラレイン=雨傘?

 

とか思ったり。

んー、でもリズムの問題なのかな。

アンブレラにレインをつけたほうがおさまりはいいのかもしれない。

 

毎回、タイトルの下に

中島健人

って作者の名前書いてあるんです。

ポエムっぽいからでしょうか。

ちょっと律儀に感じます。

 

ケンティーのワードセンスに感心したり疑問を感じたり。

このコーナーが個人的にすきなんです。

 

ケンティーの個人連載の

キミと暮らせたら。

も、毎月ちゃんと読んでますが。

 

このポエムコーナーほどの謎はないじゃないですか。(謎?)

 

それではここで、始まってちょうど1年ということで、過去の作品の中からわたしが最も気に入ってるケンティーの作品をご紹介。

(2018年1月号から始まってるけど、2月、4月、7月は載ってませんでした)

 

 

 

これですね。タイトルの妹エールもわかりそうでわからない。

まさか青空エールを…いや、、そんなことない(はず)

ちゃんと読者からのリクエストである「励ましてあげてください」に対して応えてるところがいいですよね。優しい。

 

とにかくこれは韻の踏み方がすごい。

本人もクセになってると言ってますが。

 

見えない

言えない

 

ひとりの女子

この調子

 

…え、クセなの?(クセなんでしょうね)

まあ、上手いこといってます。

よ、座布団一枚!(違う)

なんだか、ケンティーの声でラップが聴こえてきそう。(そうでもない)

 

この「解説」があるときとないときがある。

解説がないとびっくりしたまま終わったりするから解説があるほうがありがたい。

妹エールにおいて、最大のポイントは、

 

未来の私の彼氏の誕生

未来の私の応援団長

 

ですよね。これ、間違いない(かどうかは知らない)。

ここを思いついてほくそ笑んだケンティーがいたのではないかと勝手に想像します。

だって、ちょっとうまいよね。笑

いいよね。ケンティーみを最も感じます。

 

わたしもポエムを書いてもらいたい、という気持ちにもなるってもんです。(ならないかも?)

 

しかし、テーマが

 

れ、恋愛エピソード、、、

 

これはハードルが高い。

何十年も前の記憶を掘り起こして、すでに思い出というか風化してるエピソードについて、ケンティーにポエムを書いてもらうのは申し訳ないじゃないですか!

 

かといって、既婚者なのでね、友だちから聞く恋愛エピソード、、、、だめだわ、重すぎる。恋愛っていうか、それもう…

生々しいー!生々しすぎる!

そんなのケンティーの耳に入れたくないよー!

ポエムになんかならないよ!

 

じゃあ、なんとか捻り出すか、、

ポエム書いてもらうために?

わたしの乏しい想像力を駆使して?

妄想?ねつ造?エピソードを?

 

だめだろう。

それはだめだ。

 

ポエムで返してもらうエピソードが妄想って、何。

ファンタジーすぎない?

 

そもそも、採用されるようなフレッシュなエピソードを作り出せる気がしない…

 

仕方ない。

わたしは一読者として、このケンティーのポエムを全力で楽しむわ。

今後の名作にも期待します。

 

ケンティーが毎月こんなちょっと手のかかることをやっているのに、あんまり感想を読んだことがないので書いてみました。

 

気になる人はぜひじっくり読んでみてください。