これもまた愛

LOVE KENTYって言いたい

1ヶ月前の話

今頃になって渋谷と原宿に桜のようなケンティーの広告を見に行った話をさせてほしい。

 

あとなんかもう、いろいろ許してほしい。

 

 

 

 

桜のような僕の恋人への道のりで多くの寄り道をし、

さらに、アカデミー賞に全力だったため睡眠時間を惜しんで映画を見続けたわたしは

その日、疲労困憊だった。

(勝手にやってるだけなのに)

 

 

 

ケンティーのおかげで、わたしは今年に入ってアカデミー賞までに40本くらい映画を見た。

けっこう楽しかったし、素晴らしい作品もたくさんあった。配信のも見たけどやっぱり映画館で見た方が印象に残る気がするな。

 

 

 

睡眠不足と私生活の忙しさで疲れたなと思っていたけれど、

アカデミー賞のあとモンストの会見をしているケンティーを見て

 

寝ている場合ではない

 

と立ち上がった。

(なぜだろう)

 

 

 

たまたまお手伝いで都心の方にお仕事にいくことになってまして、本当は朝ゆっくりめに寝てたかったけど

ついでに渋谷原宿のケンティーを見てこよう!

と決めました。

 

 

でも思ったよりも家を出る時間が遅くなっちゃって、頑張ればなんとか渋谷と原宿行けるかな?!って感じでした。

 

 

 

まずは渋谷!

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デジタルサイネージ

幅いっぱいに桜のような僕の恋人!

 

これ、ケンティーを見ずにここを通るのは不可能よ。

最高じゃん。

 

テンション上がってきた!

 


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長時間露光に設定すると歩行者が映らないと聞きましたが

動いてる映像もボヤけると知りました…

 

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サイネージの反対側の柱も全部桜!

 

 

以前ここに何かを見にきたと思うんだけど

(思い出せない)

ここまでじゃなかったような。

 

すごいね!ケンティー!!!

 

と強く思いました。

 

 

 

 

そして駅から出て地上へ。


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渋谷のビジョンでもまたやってました。

 

ここ以外のスクランブル交差点でも流れてたみたいでしたが、なんせ慌てていたので…

 

しかも、駅の上の看板は見逃しました…

後日行ったらなくなってたわ(悲)

 

 

 

 

 

急ぎ足で渋谷のタワレコさんへ!



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わぁ〜!場面写真たくさん!



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メッセージカードだと?!

 

 

かかねば…

かかねばならぬ…

時間がないが、これはかかねば…

 

と謎の使命感。


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めちゃくちゃ急いで書いた!

 

松本穂香さんが貼り付けた写真の、

いっちばん右下の見切れてるやつ、

たぶんわたしが書いたやつだと思います。笑

 

 

 



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サイドにも。



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VTRにケンティーが。

 

でもね、時間が無さすぎて

泣く泣くコメント途中でタワレコを出ました。

(でもたぶんYouTubeにあるやつだと思うけど)

 

 

 

 

さて、

渋谷から原宿へJR山手線で移動。

 

 

このときはまだ車内丸々1両広告は出てなかった…と思う、たぶん。

 

 

 

かなり動き回ってるから、ちょっと疲れて来てた。笑

 

どこかで休憩してから仕事に行きたい。

一息ついてから行きたい。

そうすると、急いで原宿駅の桜のようなのトンネルをササッと見てからカフェかなんかに寄って、

移動して仕事。

 

 

うーん。

間に合うか?

間に合うよね…?

と、Googleマップとにらめっこしながら原宿駅で電車を降りるわたし。

 

 

 

そもそも、

桜のようなのトンネルがある階段はどこにあるのだろうか??

 

 

 

 

ホームからの階段だったよな?

 

うーん、キョロキョロしながらホームを歩く。

 

渋谷で先頭車両に乗ってたからホームを歩く…

 

 

 

…!!!!!!

 

あった!!!!

 

 

わぁ!!!

すごい!!

 

ピンクとブルーだ!

かわいい〜〜〜!!!!

 

 

と、階段に走り寄るわたし。

 

 

 

これが見たかったのだ。どうしても。

 

 

 

 

ホームをキョロキョロ歩いてたから電車から降りた乗客はほとんど階段を登ってしまっていて、

 

これなら人が少ない状態で写真が撮れそう!!

やった!!!

 

 

と思ったら階段を降りてくる人もいるんだな、、、

 

 

 

 

 

 

 

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!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

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ドクン。

 

 

 

その瞬間全ての音がしなくなった。

 

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あれは、、、ケンティーでは…??

 

 

 

 

階段を降りて来た人は、

一緒にいたスーツの方にスマホを渡し、

階段の下で写真を撮りだしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンティーじゃない??

 

 

え?

ケンティーだよね?

あれ。ケンティーじゃん。

 

 

 

 

 

ケンティーじゃんんんん!!!!!

 

 

いや!そんなわけあるか!

 

 

 

 

は!!!!!

 

死!!!!!

 

 

死んだわ、わたし死んだんだわ!!!

 

DEATH!!!!!

 

 

 

 

胸を押さえて柱の影に隠れるわたし。

 

 

 

 

わたしいつの間に死んだの…

 

電車が事故にあったのか…

 

短い人生の走馬燈がこのような幻想を…

 

楽しい人生だったな…

 

 

胸を押さえて目を瞑る…

 

 

 

いや。

 

いやいやいやいや?????

 

 

いやいやいやいやいやいや!

 

 

おい!!わたし!!!

 

 

 

とりあえず幻想でもなんでもいいから!!

目を瞑ってる場合ではない。

 

幻想でもなんでもいい。

 

とりあえず目を見開いて見なくては。

ケンティーを!!!!

 

 

 

目をかっぴらくわたし。

 

柱の影で悶えながら目を見開く。

 

 

 

…ところでホントにケンティーなのか??

 

 

 

 

 

………

 

ケンティー!!

あれはケンティー

というかケンティーかどうかわかんないけど!

ケンティーにしか見えない!!

(矛盾そして混乱)

(おそらく人の世の時間ではここまで5秒)

 

 

 

 

 

ケンティーが!!!

写真を撮っている!!!

 

 

足が長くて細くて頭が小さくて

ベレー帽被ってて薄い色のサングラスしてて

デニムの薄い色のジャケット着てて

ほっそい黒のスキニー履いてて。

 

 

異次元…!!!

 

この世のものと思えない…!!!

(もちろんいい意味です)

 

 

 

マジで!!

なに??!!

どういうこと???!!??!!!???

 

 

やっぱ死んだんだわ!!!わたし!!!

 

 

ありがとうケンティー!!!

死に際に良いもの見れました…!!!!

 

ありがとう…ありがとうケンティー

 

 

 

写真を撮り終わったケンティーは階段を登って行ってしまいました。

 

 

南無…

柱の影から手を合わせるわたし。

 

 

さすが…足が長いから登るの早いのね…

 

 

 

 

 

 

 

 

…いいの????!!!!

 

 

いいのかな???!

 

あれ。

これ。

えっと。

 

なんだっけ??

どうなんだっけ??

 

こういうときどうしたらいいんだっけ。

なんだっけ????

 

でも。

 

このまま見送ってしまっていいのかな??!!

 

 

どうなんだ???

 

 

 

わたしよ!!!!

 

天国で!!!

あのとき話しかければよかった!!!

などと後悔する瞬間があるのでは???!!

 

 

 

 

 

 

どうせ死んでいるのだから。

幻想の中で最後に良い思い出を作るくらいの勇気を出してもいいのでは…?

 

 

 

どうせわたしの走馬燈の中なのだから。

 

 

 

 

あと、、

もしケンティーアリアナ・グランデとかブラッド・ピットにバッタリ出会ったら絶対声かける気がする。

(だからなんだと言われたらあれだけど)

 

 

 

 

わたしは柱の影から飛び出して走り出した。

 

階段を登った。

息が苦しい。

運動不足だわ…

 

でも

どうせ死んでいるのだから。

 

 

 

 

ケンティーの背中が見えた。

 

 

走る、走る、、、、

 

 

 

 

「あのぅ!!!

 

すごいファンなんです!!!!

 

さっきも渋谷を見てきて、写真撮りにきました!

 

昨日も朝からアカデミー賞見てました!!」

 

 

 

 

と、話しかけたのでした。

 

そしたらケンティーは少し振り返り気味に歩きながら

 

 

 

「ハァハァしてるけど大丈夫ですか?」

 

 

 

と言ってくれました。

 

 

 

わたしはなんて言ったんだろう。

 

 

「あ、、ダイジョブです、、、はい、、」

 

みたいな感じだったかな…

 

 

そして、

 

 

「映画すごい良かったですっっっ!!!」

 

 

とも伝えました。

 

 

たぶんケンティー

 

「貴重なお時間ありがとうございます」

 

と言ってくれたと思います、たぶん。

 

 

 

そして、

 

 

「応援してます!

ありがとうございます!!」

 

 

と、わたしは頭を下げて、

そして手を振ってケンティーを見送ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

わたしは倒れそうになりながら、

壁伝いに端っこまで移動して、

震える手で娘に電話した。

 

 

…寝てやがった。

 

 

寝ぼけた声を出す娘。

 

え?なに?

 

いま、いま、、け、ケンティーがいたんだけど!!!!!

 

は?

 

 

みたいな支離滅裂な電話をし。

 

 

 

 

わたしはそのあと、

しばらくそこで呆然としてから

 

 

 

そういえばわたしは死んだのだろうか、生きているのだろうか、そして、そういえば、

あの階段の写真撮ってない。

 

 

と思って戻って写真を撮りました。

 

 

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そのとき撮った写真。

 


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柱にも桜。

 


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ここ、、、、

 

 

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ここで写真撮ってた、、、、

 

 

 

 

友だちとLINEしながら電車乗ってたから

途中になってた友だちにメッセージ送る。

支離滅裂な。

 

 

 

 

当然時間がなくて気がついたら移動しないとならない時間に。

 

 

カフェなどよる時間はなかったので自動販売機でなんとなく紅茶花伝を買ったけど

やっぱ

午後ティーにすればよかった、、


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と、思ったときになぜか撮った写真。

 

 

 

 

地下鉄のホームで電車を待ちながら

 

わたしはどのようにしてここまで歩いてきたのか

 

が全くわからなかった。

 

 

 

それから紅茶を一口飲んで、

 

 

どうやら死んでいないみたいだな…

 

 

と思った。

 

 

 

電車の中で、

 

あのケンティーってもしかして実物なのかな?

 

と思ったら

 

乗り換えを間違えた。

 

 

 

 

 

これ以上考えたら仕事できないな、と思って一旦考えるのをやめようと思ったけど無理すぎた。

 

 

 

しかし、疲労は消えて喉の痛みもなくなり、

笑顔のまま仕事を終えることができた。

 

 

 

 

帰りは夫と待ち合わせをしていたのですが、


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そのときに撮った桜の写真。


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帰りの電車でふまけんのビールを見た。

 

 

 

そして

バスの中で転んだ。

血が出た。

まだ治っていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書いてみたものの、

記憶がめちゃくちゃ曖昧です。

 

 

 

ケンティーとマネージャーさんが線路に向いてホームに立ってる映像を覚えているのですが、

それは写真を撮る前なのか、撮った後なのか、

全然わからない。

 

 

 

ケンティーに話しかけた内容も、

だいたいそんな感じだったとは思うけど

よく覚えていないし、

そのときのケンティーのお顔もなにもかも、

全然覚えていない。

 

 

 

 

ちなみに、あとで思ったのですが、

噂のケンティーの香りは一切わかりませんでした。

 

 

わたし花粉症なのよね…(悲しみ)

 

 

でもすごく素敵な声だった気がした。

テレビやラジオを通しても素敵なんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

日が経つにつれて曖昧になっていく記憶。

 

あれは本当に起きたことだったのでしょうか。

 

 

 

 

 

こんなことをブログで書いてしまうのって

なんかどうなのかしら、とも思ったのですが…

 

 

 

とにかく

 

中島健人さんが優しかった

 

と思ったのね。

 

 

あれが現実ならば、なんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で。

 

あまりに実感がなくて、、、

 

後日現場検証しに行ってきました。

 

 

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ホームから階段を発見したのはこの辺り。

 


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たぶんこの柱の影から見つめたと思う。

 


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この角度で写真を撮ってだと思ったけど


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後のKTTではこちらの角度のほうが近かったですね。

 


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ケンティーを追いかけた通路。


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たぶんこの辺り、、

トイレの前くらいで話しかけたような気がする、、、

 

 

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この柱の前くらい…

 

 

 

現場検証するわたしを遠くから見守る人が…

 

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佐藤勝利さま。

アットコスメトーキョーです。

 

 


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よかったのはわたしだ。

 



 

 

 

思うんですけどね。

 

きっと柱の影にいたときから

相当の挙動不審だったわけなので

たぶん気がつかれていたと思う。

 

 

その、柱の影にいた挙動不審の奴が

後ろから追いかけてくる訳じゃないですか。

 

 

しかも、息が切れてハァハァしてる奴が。

 

 

怖いと思うんだよね…

 

本当、怖いと思う。

 

 

 

 

 

先日、家の鍵をあけようとしてたら後ろから娘に話しかけられて飛び上がるほどびっくりしたのよ、わたし。

 

 

後ろから話しかけられるのってびっくりするじゃん。

 

 

だからね、、

なんかもう、申し訳ない気持ちもあるんですよ。

 

 

でもね、

優しかったから。

 

神対応だな

 

って。

 

本当に思ったのよ。

 

 

だから、それを言いたい。

 

 

中島健人さんって本当に神対応

 

ってことを。

 

 

 

 

あと、すごく爽やかで美しかったと思う。

あんまり覚えてないけど。

 

 

 

 

周りの人たちは気がついてなかったの?

と、家族に聞かれたのですが、、、

 

ホームにはそんなに人がいなかったの。たぶん。

 

本当に30秒くらいしか階段のところにいなかったと思うんですよね。

ささっとお写真撮られて去っていったので。

 

で、駅の通路では確実にオーラがある人物だったとは思われていたと思うのですが、

なんせ帽子とメガネとマスクがあるので

このオーラの人が誰なのか、

確信を持てた人はもしかしたらいなかったのかも。

 

 

 

わたし街中でケンティーに会っても気がつかないだろうなと思っていたんですよね。

 

意外にもすぐわかったわ。

 

 

でも、あれはケンティー

半分くらいお仕事モード

だったからじゃないかな。

マネージャーさんもいらしたし。

 

きっとあのあとラフォーレ前でもお写真撮ったんだろうな。

わかんないけど。

 

 

 

 

何かのどれかのタイミングが違ってもその瞬間がありえなかったので。

朝余裕を持って出掛けてても

先に原宿に行ってても

カフェに寄ってても。

 

人生ってたまにこういうことがあるんだなぁ…

 

 

 

 

 

 

家族からも、友だちにも

 

ご褒美だね

 

って言われて。

 

 

ほんとそう思いました。

 

 

人生で忘れられない思い出になった。

 

 

中島健人さんに感謝しています。

ありがとう。

 

本当に、ありがとう。

 

 

 

この出来事が、

いまだに信じられないのですが、

妄想でもなんでも、

とんでもなく幸運で奇跡だったので

これを胸に、わたし今忙しいけれどがんばれていて

昨年もいろいろあって春がつらくて切なかったのですが

 

桜とともに素敵な一生の思い出になったから。

 

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

このあまりの幸運な出来事が起こったことで、

他のいろんなことは受け入れて生きていこう

と思ったわたしは

今年こそ卒業しようとしていた

某社会教育関係団体の役職を継続して引き受けたので関係者にものすごく感謝された。

 

でもなぜ急に継続してくれることになったのですか?

 

と聞かれ、

 

ケンティーのおかげです

 

と答えたら

 

あまり納得した顔はされませんでしたが

 

なぜか関係者全員が

空に向かって手を合わせてケンティーありがとうと呟いていたので

アイドルって色んな人を幸せにするんだな、と思いました。

(そういう意味でいいんですかね)

 

 

 

 

 

きっとわたしこの先

お酒を飲むたびにケンティーの話ばかりするおばあちゃんになると思うのですが

家族は諦めて受け入れてほしい。

 

 

 

 

あとなんかいろいろ許してください。