これもまた愛

LOVE KENTYって言いたい

わたしを照らして

make me brightがすきです。

みんなすきだと思うけど。

 

アルバムPAGESの5曲目です。

 


PAGES(初回限定盤A)(特典なし)

 


PAGES(初回限定盤B)(特典なし)

 

 

この曲のことけっこう考えてて、なんとなーく書いとこうと思います。

 

※コンサートで見た演出や表現についても触れるので(ちょっとだけ)、全くネタバレしたくない人は見ないほうがよいかも?

 

 

 

この曲を最初にラジオで聞いたときは

 

サビも1番の風磨くんのパートも最高すぎたので、2番がケンティーパートだっていうから

 

ケンティーパートが

聴きたくて聴きたくて!!!

(わたしの文章、聞くと聴くがめちゃくちゃだからなるべく気をつける。今回は聴くの方です)

 

で、実際聴いたら、もう最高なわけで。

 

 

 

 

歌のパート割が、すごく大胆です。

サビは全員。

1番は風磨くん。

2番はケンティー

落ちサビと言われるところをマリちゃんと勝利さまで分けている。

 

※落ちサビ(おちサビ)とは、最後のサビの前に挿入される、楽器の音量を極端に落としてボーカルを目立たせたサビを指す。「ラストに向けて盛り上がっていくために抑えめにする」意味があるという。

(wikiより)

 

 

歌詞はこう。

(全員)

突き動かされた
言葉だけ並べてさ
I'm a Dreamer
受け止めて
ゆくまでは果てるな
いつの間にかbreaking out
塞ぎこまないで 行けるさ
いっそ 暗い迂回 問題はない
It's so 深い愛 wanna make me bright

 

(風磨くんパート)

ふと 目を覚ます
今どこにいて
昨夜のこともとうに 掠(かす)れて
本当の想いはまだ
明らかにはできないや
日々代わる代わる
ものには怖くもなる
ひかる 世界は
まだみちゃいないような
未知な fancy
が欲しい
思い描くほどに...
cause I hope it

 

なにも怖がらないまま
どこまでも連れて行けるよ
My love
たとえば あなたが
思うまま 陽をさすように
照らしてくれれば

 

(全員)

突き動かされた
言葉だけ並べてさ
I'm a Dreamer
受け止めて
ゆくまでは果てるな
いつの間にかbreaking out
塞ぎこまないで 行けるさ
いっそ 暗い迂回 問題はない
It's so 深い愛 wanna make me bright

 

(ケンティーパート)

誰だってみんな寄り添い
形のないものを語りたい
心地よい あなたと過ごしたい
イムリミットからは
目をそらしたい でも
空を飛びたいよ
夢でならride on
訪れるエンドロールに
踊りながら
on your beat lalala
溶けて行くように

 

なにも怖がらないまま
どこまでも連れて行けるよ
My love
たとえば あなたが
思うまま 陽をさすように
照らしてくれれば

 

 

(マリちゃんパート)

突き動かされた
言葉だけ並べてさ
I'm a Dreamer
受け止めて
ゆくまでは果てるな

 

(勝利さまパート)
いつの間にかbreaking out
塞ぎこまないで 行けるさ
いっそ 暗い迂回 問題はない
It's so 深い愛 wanna make me bright

 

(全員)

突き動かされた
言葉だけ並べてさ
I'm a Dreamer
受け止めて
ゆくまでは果てるな
いつの間にかbreaking out
塞ぎこまないで 行けるさ
いっそ 暗い迂回 問題はない
It's so 深い愛 wanna make me bright

 

 

 

みなさまもそうだと思いますが、

 

思うまま

の「まま」と、

 

照らしてくれれば

 

の「くれれば」

 

がめちゃくちゃいいですよね。

 

ここばっかり聴きたいですよね。

 

いや、全体も聴くけどさ。

 

 

あと、ケンティーパートでは

 

on your beat lalala


の「lalala」もいいよね。うん。

およびーラララ

くらいの発音なのがいいよね。

 

 

ちなみに、コンサートでわたくしはケンティーの「思うまま」と「くれれば」に

 

うぐっ…!!!

 

っと心臓を直接握られたかのようなダメージを受けたので

 

次の日、肋骨が痛くて痛くてびっくりしました!

 

人間、トキメキ?感動?によって、胸の肋骨もダメージを受けるのねえ(たぶん違う)

 

(でも調べたらたぶん肋骨神経痛ってやつかなと思いました。「原因はわかんないけど1週間くらいで痛みが治まる」っていうものらしいからほっておいたけど、ほんとに痛くなくなったよ。よかったわ)

 

 

で、だね。

この曲が本当にすきなんだけど。

 

この曲をコンサートで歌うケンティーがね、すごい。

 

めちゃくちゃ入り込んでいた。

 

ステージの下手側のバルコニーのようなところで、自分のパート以外のときもずっとバルコニーの手すりに手をついて項垂れていたり、壁に手を打ち付けていたりした。

 

一瞬、「Because of 愛」への助走かと思うくらいの。

 

 


PAGES(通常盤)(特典なし)

(「Because of 愛」は、通常盤に入ってるケンティーのソロ曲ですよ)

 

 

わたし、すごい、と思ったけど、これが不思議で。

 

この曲のイメージがずいぶん違ってて。

 

どういう解釈なんだろうか、というのが気になってて。

 

すごく考えてたんだけど

(ヒマなわけではないんですけどね)

 

 

この曲、歌詞を聴いてもイマイチどんな感じかわかんなかった〜。パッと聴きで。

 

ゆるいリズムで音数が少なくて、漂うようなビートに独特のリズムでメロディーが乗ってて、

 

歌詞の区切りも独特だし、ラップ部分もユニークな運びだから、歌詞が文章としてどこで区切れるのか、わかりにくい。

 

そういうこともあって、あんまり分解して聴きたくなくて、そのままフィーリングだけであまり歌詞も見たくなかったくらい。

 

わたしが感じたのは、

 

あまり芳しくない事実はあるんだけど、でもそれはそれとしてそのまま受け止めて先の希望を感じてるし信じてるし見出してる感じ

 

だったんだけどな。

 

わりと軽くて、明るいのよ。

ある自分の中での解決までは到達しちゃってるし。(と思った)

 

だから、ケンティーがあんなに苦悩するような表現をする理由がわかんなくって!(わたしには)

 

どーいう解釈なのかしら、と気になってて。

 

 

風磨くんはね、わかる。

コンサートではほとんどケンティーしか見てなくて風磨くんのことは全然見てないんだけど(失礼!)

 

でも、なんかこの曲でわたしが受け取ったイメージと風磨くんのいつもの佇まいには差異がなくて、

すごくしっくりくるのです。

 

最初聴いた時、風磨くんのソロ曲にほかの3人がお呼ばれしたんだな、というくらい、風磨くんに合うし、風磨くんが好きそうな曲!笑

 

でもなあ。

ケンティーが。

ケンティーの(コンサートでの)表現が。

 

うーーーーん?

 

と思って何回も聴いてて、なんとなくわたしが自分の中で納得させた解釈としては、

 

「視点をどの程度俯瞰で持っているか」

ということに関係するのではないだろうか。

 

 

というところでした。

 

 

この曲の視点って、すごく冷静だと思う。

物事をちょっとだけ距離を持って見ている、というような。

 

iriさんがそういう人なのかもしれないけど、何かの渦中にあっても、少しだけ外から見ている、という感覚を持ってるのかなあ。と。

 

これは、でも、風磨くんの世界観もすごくそんな気がしてます。

 

というか、

タイムマシーンを使っちゃったら台無し

と表現する人はちょっと外から自分を見てる人だな、と。

(ソロ曲Cocoaより)

 

でもねー

ケンティーはそういう人じゃないと思うんですよ。

 

渦中にいたら、その真っ最中にまっすぐ感じたことを表現するような人じゃないですか。(と思ってる)

 

ただ、表現の仕方はまっすぐではないと思うんだけど。

 

視点でいうと、主人公の目線。

 

風磨くんが三人称なら、ケンティーは一人称、くらいの差があるなあ、と。

 

 

ただ。

 

ただ、思うのは!

 

ケンティーにときどきハッとさせられるのは、三人称はないけど、メタの視点を持ってるんじゃないか、と思うようなとき。

 

…メタ視点的なものを持たずに、セクシーサンキュー が言えるとも思えない。

 

(いや、素で言ってんのかもしれない、と思えるのもケンティーの凄いところなんだけどさ)

 

普通に考えたらちょっと恥ずかしくなるような甘いセリフをズバッと言ってしまうのも、メタ的なところからみたら、逆に恥ずかしがってる場合ではないから(チャンスだから)だし、恥ずかしがってるほうが恥ずかしいから、なのではないか…

 

と、思う時がある。

(思わないときもある。いや、どないやねん)

 

でも、音楽を表現するときは、きっと主人公目線なんじゃないかしら。

一人称の。

 

 

それを踏まえて、この曲のケンティーのコンサートにおける表現を考えてみると

 

なんだかんだ言って、すっごくいろいろ考えちゃってる主人公の心の中のモヤモヤした、自分の中の解決にたどり着くまでの葛藤

 

を表現してるのかもしんない。

 

 

…というくらいが、わたしのせいぜいギリギリ想像できたところでした。

(結局、よくわからないじゃないか、という指摘は水に流してほしい)

 

次のコンサートでもう一度この曲を聴いた時にどう思うか、また考えたい。

 

けど、ケンティーのボーカルが好きすぎて冷静に聴けないから、また肋骨を負傷してしまって、結局わかんないままかもしれない(結果それ?)

 

 

でも、まあ、疑問に思ったりするのもまたいいんだよなあ。

KTTみたいなもんだよね。

正解のわからない謎。

(愛は盲目なのです、そういうものなのです。わからないものこそをわかりたいと思うのも、また愛なのです。…などと言ってみる)

 

 

あと、ふまけんに同じ歌詞のところを歌わせたディレクターさん、グッジョブー!

 

メロディーがちょっと違うのがたまんない!

 

声が似てるくせしてやっぱり表現の違うふまけん。

 

風磨くんのほうがラップ的で、ケンティーのほうが歌的なのもいい。

途中のハモりが入ってるのはケンティーパートだけ。

 

何も怖がらないまま

 

の「まま」に込められたケンティーの吐息の分だけ、ケンティーの解釈した苦悩が込められているのだ(知らんけど) 

 

風磨くんの歌う

何も怖がらないまま

の「まま」にはちょっとだけ切なさが込められている(と勝手に思ってる)。

 

 

ちなみに、マリちゃんと勝利さまもすっっっごくいいのです!

 

重ねられたボーカル。

とくに、イヤホンで聴くと左右から響いてきて好き。

 

マリちゃんの歌い方が大人すぎてびっくりしました。

前回のアルバムから一番成長してるのは、言うまでもなくマリちゃんだと思ってます。

表現力がグレードアップしててほんとに18歳?!と思ってしまう。

 

勝利さまは、元々一語ずつしっかり発音するタイプの歌い方。

それがこの曲においてはすっごくアクセントになってると、わたしは思います。

 

 

そして、サビ。

ふまけん、というか風磨くんのボリュームが一番大きいよね。

 

わたしは全員で歌ってるところの誰のボーカルのボリュームが大きいのか考えるのがけっこう好きです。曲によって違う。

たぶん、ディレクターさんのさじ加減で、そこにも演出の意図がある気がして。

 

たとえば、恋がはじまるよーー!!!は、ケンティーのボリュームが大きい、、よね?

 

ただ、ほんとこのアルバムでパッと聴き、ふまけんの声が似すぎなんだよなあ。

風磨くん、ちょっと風邪気味とかでした?

鼻声?みたいな曲がある。笑

そのせいかなあ。

 

 

 

ラジオでかかっても1番だけだと思うので、ぜひアルバム買うなり、レンタルするなりして聴いてほしいものです。

 

とりあえず、

歌が上手い。

そして、めっちゃ気持ちいいです。

 

ぜひ、薄暗い間接照明のリビングで、背の低いグラスに入ったウィスキーに浮かんだ丸い氷がカランと音を立てる中、一日を振り返りながらゆっくりとソファに座り、ふぅーっと息を吐き出しながら背もたれにもたれて聴いてください。

(わたしはそんな聴き方をしたことはございませんがね)