これもまた愛

LOVE KENTYって言いたい

ラーゲリより愛を込めて

映画「ラーゲリより愛を込めて」

公開おめでとうございます!

 

初日の昨日、

朝1回、舞台挨拶のライブビューイング付きを2回見てきました。

 

 

映画館で1日に同じ映画を3回見たの、初めてだな。

 

 

 

 

ここのところやることが多すぎて追い込まれすぎていましたが、なんとか生きています。笑

 

しかし、昨日ばかりは全ての連絡を断ち切って

とにかく映画を見ることにしたのです。

 

 

 

わたしはさぁ〜〜

もぅ、涙止まらないけど

なんで泣いてるのかもぅわかんないよ〜〜笑

 

 

 

 

映画よかったよ。

 

ストーリー的にも先に原作読まなかったので楽しめたし、

俳優陣の演技につられて泣けました。

 

3回見て3回とも泣けてしまった。

 

 

ストーリーも、これ実話なんだ、すごいなぁと。

 

 

 

あとね。

 

あり得ないほどに

キリがないほどに

髪がないほどに

ケンティーの顔がいい

 

 

と、わたしの中のミセスが歌ってます。

 

 

 

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先行発売初日10時にクロをお迎えに行きました。

けっこう人がいましたよ。

1人2匹まででした。

 

 

 

 

 

 

 

感想などまとまらないので

新鮮なうちにツラツラと書き残しておこうと思いました。

 

 

 

※この先たぶんネタバレするから気をつけて※

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリケンさんは味付け濃いめなんですが、

それがわかりやすくしてくれるし、

ご本人の個性もあってよかったし、

松坂桃李さんもやっぱめちゃくちゃ良くて。

たいしたこと話さないけど秘めてる役がとても上手。

 

ヤスケンさんも迫力がすごくて、

二宮くんは病人にしか見えなくてすごい。

 

ここにケンティーが入ってるのがすごい。

 

 

 

 

 

 

キリケンさんがソースたっぷりの広島風お好み焼きで

二宮くんが居酒屋の人気メニューのもやし炒めで

松坂桃李さんが熟れたイチヂクで

ヤスケンさんが懐石料理のフタのついてる器の野菜の煮物(しいたけとかにんじんとかサトイモのやつ)で。

 

だとすると

ケンティーは小さいけどツヤツヤの塩おにぎりでした。海苔はついてないやつ。

 

 

意味がわからないと思いますがそういう感じがしました。笑

 

 

 

バランスが良くて、

たぶんほとんどの人に80点を出せて

ある種の人に100点満点が出せる映画なのかな。

 

わたしは100点の人です。

理由はあとで書きます。

 

 

他の人には20点だけどある種の人には5億点、

っていう映画もあると思うけど

ほとんどの人に80点出すのは難しい。

 

 

それが大作と言われるものだと余計に。

 

 

それができているからすごいなぁと。

 

 

 

あと、

クロの話が実話ってことを知らないと、

やりすぎー!ってなるかも。笑

 

 

 

 

 

お金もかかってて、年末公開の目玉みたいな東宝の映画。

 

これに出演できてるケンティーがすごいし、

しっかりとご自分の役を演じています。

 

おそらくこの映画で初めてケンティーの演技を意識して見た方が多くなると思われる。

 

この作品で印象に残れて本当に素晴らしいです。

 

 

 

戦争映画じゃないんだろうな、と最初から思ってましたが

監督のインタビューで納得でした。

「収容所もの」なんだね。

 

戦争がよくないとか、戦争が悲惨だとか、

そんなことを言いたいわけじゃなくて

(それもあると思うけど)

 

ありえないような過酷な状況に追い込まれた人間が

そんな中でどうやって生きたのか、ということを描きたかったんだと思います。

 

それが実話であれば、何か今でも得られるものがある、ヒントになるものがある、感じるものがあるから。

 

 

 

とはいえ、わりと戦争映画が好きなのでいろいろ見ますけど

酷い描写はそれほどでもないので大丈夫です。

配慮されてると思います。

バランスが大事でそこが強すぎても伝えたいことが伝わらなくなっちゃうから

必要な分だけの描写なのかな、と。

 

 

 

 

 

 

でもほんと、もう、映画としての感想と

ケンティーのファンとしての感想を

切り分けることができなくて。

 

感無量なんです。

 

だから、何で泣いてるのか本当にわからなくて。

 

監督が過酷な撮影環境の中ドキュメンタリーを撮ってるように思ってたそうですが、

だとすると、わたしからしたら

 

昨年ラーゲリに収容されていたケンティードキュメンタリー映画なんです。

(違)

 

 

ロシアに抑留されていながらも、

時々東京に帰ってきてはアイドルをしてくれていたんだね。

 

新谷健雄ことしんちゃんは、

足が不自由で音痴なの。

 

あんなに足が曲がった演技を何時間もしていて

帰ってきて歌番組で踊って。

 

ケンティーは足が長くてステキな歌声なのに。

 

もう、そんなことを考えたら涙が止まらないんです。

 

 

褌のシーンも、これは寒かっただろうな、、と。

 

あの長谷部宗介からのこの痩せ方なんだもん。

 

 

 

 

ケンティーは今まで映画は主演しかやってこなかったけど

今回の映画では本当に画面の端っこにいるときもずっとしんちゃんを演じてて。

当たり前なんだけど。

 

映ってなかったり、声だけだったりしても

ずっとしんちゃんなの。

 

それがちゃんと映画に意味があってすごく良くて。

 

なんかもうとにかく胸がいっぱいだったな。

 

 

 

 

しんちゃんが日本に帰ってきて遺書を届けて

 

僕の字ちゃんと読めましたか?

よかった

 

っていう、あの「よかった」が本当にすごく良かったです。

素晴らしい演技でした。

 

すごく難しいと思うけど

絶妙な声の出し方と表情で

そのときにしんちゃんが何を思ってどんな感情だったのか、

すごく深く伝わってくる表現でした。

 

そしてそこにしんちゃんとしての、ラーゲリでの暮らしの中で山本さんからいろんなことを教えてもらう中での成長した結果がきちんと込められていました。

 

本当に素晴らしかった。

 

日本の映画界を代表するような豪華な俳優さんがたくさん出演するこの映画においても

この表現はとても素晴らしかった。

 

ケンティーはいつのまにそんなに素敵な俳優さんになったのでしょう。

 

 

 

だからね、舞台挨拶の初回のほうでのケンティーの挨拶の、

 

 

日本映画界の扉を叩かせてもらった

青二才ながら

 

 

というのが正にそう感じていて。

そうなの、本当に、と。

挨拶でめちゃくちゃ泣けてきちゃった。

 

 

その前にエンドロールの中島健人の文字でもう無理なんですけどね。

 

 

 

 

 

あとね、パンフレットを読みまして。

 

もうさぁ〜〜〜〜涙

 

 

 

Production Notesのキャスティングのところ。

平野隆プロデューサーの言葉。

 

 

「ケンティは僕にとって特別な存在なので」

 

 

本当にパンフレットをぜひ見ていただきたい。

 

 

 

平野プロデューサーはケンティー主演映画、ニセコイのプロデューサーでもありました。

 

 

 

 

わたしがファンになった2017年。

最初に映画館に見に行ったケンティーの映画はここさけ。

心が叫びたがってるんだ。」でした。

 

こういう漫画原作の青春ものっぽいのに出るんだな〜アイドルだもんな〜という感じに思いました。

 

その年はもう1本。

みせコド。

クリスマス公開の「未成年だけどコドモじゃない」がありました。

 

どっちも撮影してから公開までが短く、

かなりタイトなスケジュールだなと思ったし、1年に2本も主演映画があるなんてすごいなぁとも思ったし、

その2本目が少女漫画原作で、

Hey!Say!JUMPの知念くんと共演で、

そして主題歌はHey!Say!JUMPの「White Love」でした。

 

みせコドは東宝の映画なんですよね。

クリスマス公開の。

 

クリスマスってことは年末年始だし冬休みだし。

この時期は夏休みとともに大作が公開されるシーズンなので

興行的に期待がかけられる作品と言っていいと思うんですよ。

 

そこに公開映画の主演だったわけです。

それも東宝の。

 

東宝は日本で一番大きい映画の会社、、

ですよね?

 

 

そして、その次の年、2018年。

クリスマス付近公開だった「ニセコイ」。

こちらも東宝の映画。

 

今度は少年ジャンプのラブコメ漫画原作。

 

この頃のケンティーはとにかく原作漫画ありの作品の主演のイメージ。

 

でもわたし、、正直、、

また漫画原作かぁ…

なんて思ってました。

 

 

でも覚えてるんですよね。

たぶん映画誌のインタビューだと思うんだけど

ケンティーが、

なぜこの役を引き受けたか、とか、

なぜここまで一生懸命に取り組むのか、

みたいなことに対する答えとして、

 

東宝のクリスマス映画を2年連続で自分に任せてくれたから

 

というようなことを答えていたことを。

(探したけどその雑誌がなんだか見つかりませんでした)

(保管方法のせいかもしれない笑)

 

 

わたしはそれにめちゃくちゃグッときて、

これはもう応援しよう!と、強く思ったから。

 

 

 

 

そのニセコイからケンティーはしばらく映画に出ていなくて。

 

3年ぶりの映画が「桜のような僕の恋人」。

映画館のスクリーンでは4年ぶり。

 

それがこの「ラーゲリより愛を込めて」で。

 

こんな大きな作品に。

 

 

うまく表現できないのですが、

とにかく、感無量なんです。

 

だからもう涙が止まらなくて止まらなくて。

 

 

 

ついでに、そのパンフレットの取材と文は相田冬二さんでした。

ここさけのケンティーの演技を評価してくれてたこと、わたし覚えてますからね…涙

 

 

 

ケンティーがやってきたことがつながって今がある。

 

ケンティーはすごいよ。

 

これからもっとすごくなるよね、きっと。

 

応援してる。

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、ニセコイについてブログに書いてことがあったのかしらと思って調べてみたのですが。

 

 

…3回目…だと???

 

 

4年経ったわたしが1日に3回見ている。

 

オタクとしての進化を感じました。笑

 

 

 

ケンティーとともにわたしも変化しているのだろう、きっと。たぶん。おそらくは。

 

 

 

 

 

 

 

これを撮影したあなたは天才ですね。。

 

 

 

 

 

 

ラーゲリでこれだと、、

わたし来週はドームに到着する前に水道橋あたりの道端で泣きながら倒れていることになるかもしれない。。。