これもまた愛

LOVE KENTYって言いたい

桜のような。感想

見終わりました。

 

 

 

 

ケンティーの演技すごくよかったです!!!

 

 

 

 

 

 

(たぶん気がつかないうちにネタバレしますので

ネタバレしたくない人は見ない方がよいかもです。)

 

 

「桜のような僕の恋人」は

わたしにとっても特別なので

忘れないうちに感想をしっかり書きます。

けっこう正直に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケンティー、今までで一番いいんじゃない?

(謎に偉そう)

 

 

晴人くんのモサッとした最初から

美咲さんとの出会いと告白をきっかけに

 

仕事を通して段々と成長していって

自信もついてきて

顔つきも変わってきて

っていうのがすごく少しずつで。

 

髪を切って突然変わったりしなくて

そこがすごくよかったし、

最後までケンティーっぽいところもなかったし、

 

連絡をくださいっていう手紙の文字もケンティーではなかった。

 

 

 

慟哭するシーンよりも、

手紙読みながら泣くシーンのほうが好きでしたが

そこの表情もすごくよかったです。

 

 

丁寧に演じたんだろうな。

 

 

晴人くんとケンティーは全然違うけど

ピュアなところは通じるものがあるんじゃないかしら、と思いました。

 

 

 

 

それから、大事なことなので先に書きますが、

 

 

岩ちゃんのおかげで例のシーンは全然大丈夫でした。

岩ちゃんありがとう。

(そんなことで感謝されたくないと思いますが)

 

 

 

 

美咲さんのお兄ちゃんとその恋人のあやのさんと美咲さんのシーンがすごくよかったな〜。

 

 

 

 

 

お兄ちゃんがサンタコスプレする前、

薬の袋見て、お医者さんの話思い出すところとか、

リアルな感じしました。

 

 

あやのさんと美咲さんのやりとりはすごく切なくて。

一番共感できたのがあやのさんだからかもしれないけど。

苦しいところで踏ん張って耐えて支えてて、

1回くらいお兄ちゃんにキレてもよかったくらいには支えてたではないか。

(でもキレなくてよかった)

 

 

 

 

わたしは「家族もの」に弱い。

 

っていうのもあるんだけど。

 

 

 

この映画に出てくる病気は本当に存在していて

大変な思いをしている方もいるのでしょう。

 

ただ、この、突然病気になってしまったことによる美咲さんの一番の苦しみは急速に老いていくことだとわたしには感じられました。

死ではなく。

 

 

そうすると、けっこう特殊な事情の苦しみだから

なかなか一般的な、人生でありえそうなことに置き換えて感じ取ることが難しいところがある。

 

 

もしこれが、もっと、老いていくことよりも、

この先生きていけないことに重きが置かれているのであれば、

もうすこし美咲さんにも感情移入できたかもしれない。

 

 

でも、外見が変わっていってしまうことも、

生きていけないことも、両方だとは思うんですよ、本当は。

 

 

ただ、わたしにはそちらが重く見えたっていうだけなんですけど。

 

 

だからお兄ちゃんやあやのさんの話がけっこう重要度高めなのはわたしにはよかったです。

 

当事者本人の苦しみをわかってあげられない苦しみっていうのは

見てるわたしもリアルに感じていたから

お兄ちゃんやあやのさんに感情移入できたんですよね。

 

 

 

 

 

あと、もうちょっと美咲さんの葛藤がみたかったような。

 

好きな人を不幸にしたくはないけど、忘れられたくはないし、できたら会いたいし、だってずっと一緒にいたいわけじゃないですか。

 

そこは、想像したらそりゃそうなんだけど、

そりゃそうだよね、のところをもっと見たかったです。

 

というか、そこを、演技で見たかったっていうか。

やっぱ顔見えないんで。ほぼ。

 

確定要素が少ないっていうか、

美咲さんの感情を剥き出しで感じるところが

病気が進行して以降少なくて。

 

端々から想像できるじゃん、と言われたらそうなんだけど、それこそを見たかったです、わたしは。

 

もしかすると原作にはもうちょっとあるのかもしれないけれど。

 

 

 

 

見たかったけど、なかったシーンとしては

あの電車の告白シーンで、

全然周りの人の反応とかなくて。

 

2人の世界なのはわかるけど、

あれはめちゃくちゃ目立つはずで

そのあと美咲さん車内でどうしたのよ、

って思っちゃうから。

 

周りの乗客の目線に恥ずかしがるけど

やっぱ自分の世界に入っちゃう、とか、

そういうの、見たかったな。

かわいいじゃん。

そうすると、こっちもわかっててもノれるってところがある。

 

 

晴人くん側の、自転車を持ち込んで怒られるシーンは撮影したけどカットされたと監督がツイートしていましたが。

美咲さん側もあったのかなあ。

 

 

 

 

このストーリーは見る前から結末がわからないわけじゃないし、

だいたい映画内で起こるイベントも予想できてしまうじゃないですか。

 

でも、ストーリーに意外性がなかったとしても

エピソードの積み重ねで同時体験できる感じだともっとグッときたような気がしました。

 

美咲さん側も晴人くん側も描くから、

主軸がどっちかにないから

難しかったのかなあ。

ちょっとぶつ切りに感じるところもあった。

 

 

 

晴人くんの山のシーンとか、撮影がめちゃくちゃ大変そうなのに、もっとたくさん撮影してそうなのに、意外と短かったし。

美咲さんのアドレス消すための山登りエピソード…に見えちゃうような。

 

でもそれを撮影できるってことはお金がかかってて、贅沢なのかもしれない。

(贅沢なのがいいのかはわからないけど)

 

 

贅沢ついでにいうならば、途中に挟まれる桜のCG。

お金かかってるな?

 

 

深川監督の「トワイライトささらさや」にも

模型みたいな電車の遠影のシーンがあるんだけど、

わたしにはあれの効果がイマイチわからないのですが、

きっと監督は好きなんだろう。

ああいうのを入れたいんだろう。

深川印って感じがしました。笑

 

 

 

深川印でいえば、映像と女優さんのかわいさはとても素晴らしく思いました。

 

桜はほんとにキレイで、

それがほんとに素晴らしい。

キラキラした映像。

 

女優さんをかわいく撮影する光の具合がすごくいいんじゃないでしょうか。

 

前半のキラキラしたところ、松本穂香さんがむちゃくちゃかわいい。

 

かわいい女優さんって、誰が撮ってもかわいいわけじゃない。

 

「トワイライトささらさや」の新垣結衣

神様のカルテ」の宮崎あおい

めっちゃかわいかったから

きっと監督はそこがとてもお上手。

 

でも上の2人よりもわたしは美咲さんのほうが好きでした。

普通の女の子って感じがしましたから。

 

 

そうなんよね。

晴人くんにとって美咲さんは運命の相手で

人生のターニングポイントで、

生涯忘れられない人だとは思いますが、

 

美咲さんは特別な人じゃないんですよね。

 

彼にとって特別であっただけで。

 

そこはすごくよかったんですよね。

病気にならなくても晴人くんの人生にとっては特別だったんだろうと思えたから

それがすごくよかった。

病気だからじゃなくて。

そう見せてくれた2人に拍手。

 

 

あと、

外見が変わって死に近づくってことは

人間全員そうなるんですよ。

 

避けられないことなんですよ。

 

だから、外見が変わってしまうってことは

実は年を重ねればみんな体験するわけなんだけど。

 

「"急速に"老いていく」ことと

「老いていく」ことは違うことだけど

重なってるところがあるわけで、、、

こはちょっとモヤッとするところでした。

 

 

 

病気の進行=老いる=美しくなくなる=悲しみ

 

と感じてしまうのはわたしは抵抗がある。

 

 

美咲さんが羨ましいと思うのが、若く美しいあやのさんではなく、じっくりと時間をかけて年齢を重ねた女性だったのなら、あんまりモヤモヤしなかった気がしました。

でも、なんかそれだとうまくいかないことも出てきちゃうのかな。

若い人しか出てこないからなぁ。

 

 

 

 

切なく美しく悲しいけど

最終的に晴人くんはこの、

特別で大切で悲しい思い出を

全部抱えて生きていくんですよね。

 

 

そしてそれが彼をより成長させたし

仕事においても目標というか目指すものを与えてくれた。

 

 

でもそれはわたしたちそれぞれの人生にもある。

悲しいことが起きない人生はありえないし

それをどう捉えて生きていくか、

それしかないのだろう。

 

だから、せめて、

今の時間を、当たり前を、大切にしよう

と思わせてくれる物語なんだろう。

 

 

 

ケンティーがアイドルとして活動してくれることも、当たり前じゃない。

アイドルはたくさんいるけど、

わたしにとってケンティーは特別なのです。

 

ケンティーの映画がNetflixで配信される

この瞬間を味わうことができて幸せ。

 

 

この今のこの時が、本当に大切で大事なわたしの人生の思い出。

改めてそう感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、もう一つ、どうしても書いておきたいことがある。

馬の件だ。

 

 

 

深川監督といえば。

そう。

わたしにとっては「馬」である。

 

神様のカルテで、突然出てきた馬のシーン。

 

神様のカルテ2で突然出てきたダルマのシーン。

 

さて、桜のような僕の恋人ではどうだったのか。

 

 

 

ありましたよ!!

 

 

ありましたよね??

 

 

ボクシングジムのシーンが!!!

 

 

お兄ちゃんの、ボクシングジムのシーン。

最後の方にありましたね。

 

唐突なボクシングジム。

 

 

なんか、晴人くんが部屋で横たわってるときに

他の登場人物の様子が差し込まれて

あれで晴人くんだけが立ち止まってしまってると感じられるんだけど、、、

 

もしかして、お兄ちゃんは居酒屋を閉めてボクサーに??

 

 

ってか、2回目見てわかったけど、

お兄ちゃん、ボクシングやってたのね。

だから目の上に傷があるのね?

 

初登場時のときのあやのさんとの会話、

ほぼ聞き取れなかったところで

耳の骨が、、とか、8回戦が、、とか

なんか言ってた。

 

お兄ちゃんがボクサーだった設定って必要でしたかね?笑

 

 

 

 

わたしは、ボクシングジムのシーンで

 

急に何?

 

ってなりましたけど、、、

 

 

そのあと気がついて、

 

は!!!

これは!!!

馬だ!馬だ!ダルマだ!

 

と喜びましたが

他の人にはどうだったのだろうか。

 

 

気になりすぎませんか?

 

それとも、、、、まぁいいか。

 

 

 

エンドロールに

ボクシング指導の方のお名前もあったので、、、

どうしても全カットできなかったのでは、、

などと邪推してしまった。笑

 

 

 

 

それと、エンドロール後のシーン。

 

 

わたしにとってはケンティーが東京タワーをKTTに載せる理由の一つがわかったような気がして

そういう意味ではよかったです。

 

 

 

 

 

わたしはわたしなりにこの作品にものすごく愛着があり、

ものすごく大切なので

わたしなりの感想を書くならこのようになるのでした。

 

 

ちなみに、泣きそうなときに桜のCGが出てきたので涙は引っ込みました。

深川監督っぽい!笑!

と思って。

 

 

ピンクのシャツを着てピンクっぽい髪の毛の色で映画を見ました。

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ケンティーが雑誌で映画に合わせてコーディネートしていくのも楽しい

みたいなことを言っていたからです。

 

 

春になるたびに、

秩父で自転車に乗っていたケンティーとともに、

この映画のことを思い出すでしょう。

 

今年は桜を見ながら

「桜のような僕の恋人」に思いを馳せたい。

 

ケンティーと一緒に配信を心待ちにした1年間のKTTを振り返りながら桜を見れたら幸せだろうな。

 

 

以上がわたしの感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

それはわかる。すごく。

 

 

 

 

 

うわー!すごくキレイ!

 

 

ってことで昨日の夜、急きょ行ってきました。

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キレイでした。

 

 

映画にも出てくる渋谷だからよりよかった。

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スクランブル交差点で大きなスクリーンで予告が流れていました。

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ハチ公前のスクリーンなのですが、

ちょうどハチ公の銅像の上、桜の木があって。

 

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渋谷の桜もキレイでした。

 

 

胸がいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

キレイ。

 

プレミアイベントを配信してくれて

さすがNetflixさんや。

 

ケンティーの表現ってめっちゃケンティー

 

次はイヤホンとスマホで見てみますね。

 

 

 

かわいい。

 

 

 

 

 

 

 

このシーンめっちゃかわいいよね!

 

 Netflixさんはこうやって場面の切り取りを動画で出してくれるから、この先もまだあるのではと期待しています。

 

 

 

と思ったらあった!

いちごゼリーが食べたくなる。

 

 

 

 

 

 

 

うわー

さすがbisさんやな!

 

 

こちらも!

 

 

これもいいな!

 

 

表紙ケンティーどれもほんと素敵で困っちゃう!(困らない)

 

 

 

松島の聡さん、、、

 

いや、ね?

 

勝利さまの光一さんとの表紙もいろいろすごいんだわ。

でも、追いきれない…!!

 

ほんとセクシー時代すぎて。

 

嬉しい悲鳴とはこのこと。

 

 

 

雑誌いろいろ買ったのですが、後でゆっくり読みます!

 

 

 

それと!

Netflixのランキング入り!!

おめでとうございます!

 

この週末たくさんの人に見られますように!

 

 

 

わたしのお友だちのうちの長男くん(17歳)も見てくれて

めちゃくちゃ共感したそうです。

可愛く見られたい、ということだけでなく、

愛とは魂で引き寄せられる、というようなところに。

 

この後の晴人くんがどうなったのかも気になる、と言ってたらしい。

 

 

そんなフレッシュな感想教えてくれて嬉しかったです。

 

 

 

 

さてさて!なになに?!

ビールのニュースについて知りたいわ!!!

ふまけん!!!