これもまた愛

LOVE KENTYって言いたい

アカデミー賞のはなし

こんにちは。

 

桜のような僕の恋人への心の準備をしつつ、

迫り来るアカデミー賞授賞式へ向けての準備もだいぶ大詰めのわたしです。

 

Qrzoneでケンティーが映画漬けと言っていましたが、わたしもなかなか大変なので、

 

一緒じゃん♡

 

と思いました(思いましたよ)

 

 

 

 

 

 

3月は年度の切り替えでもあるので

まぁ、だいたい忙しいと決まっていますが

 

毎年ここに、菊池、ケンティー、マリちゃんの誕生日、

さらにツアーがスタートする

 

というのがルーティンのようになっていました。

 

なのでわたしは今までアカデミー賞まで手が回らなかった。

 

 

 

ケンティーなんて、

 

ツアー、演技の仕事、アカデミー賞

 

 

重なりすぎでしたよね。

 

ほんとすごい。

 

 

 

 

でも、

 

 

ケンティーが一生懸命やってるアカデミー賞のお仕事をもうちょっと楽しみたい、

 

 

 

 

そもそもわたしも映画がけっこう好きなので、

これを機会にまとめて見てみたい、

 

 

とは前から思っていたので。

 

 

 

 

そんなわけで、ツアー発表が遅かったので

今年はアカデミー賞ノミネート作品はなるべく見ようと思ったのでした。

 

 

 

 

 

 

…これが意外と大変!

 

 

 

 

アカデミー賞はたくさんの部門があるし、

それぞれノミネートされてるわけだから

数十の映画を見ないとならないわけで。

 

 

そこでやはり、主要な部門に絞ってみることにした。

 

作品賞

監督賞

主演男優/女優賞

助演男優/女優賞

脚本賞

脚色賞

ここまでの8部門。

 

 

何が何だかわからなくなるから表にしてみた。

 

 

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ノミネートが重なっているから

十数本見ればいいはず。

 

 

 

わたしがあと見るつもりなのは

3/25公開の

ナイトメア・アリー

ベルファスト

の2作品は映画館で。

前売り券も買ってある。

 

アカデミー賞に間に合わせるには

公開から3日のうちに見るしかない。

 

 

 

それと配信で見ることができる4つ。

DUNE/砂の惑星

愛すべき夫婦の秘密

タミー・フェイの瞳

マクベス

 

あとは公開前で見れないので

ここまで見ればとりあえずOKとする。

 

 

 

 

もうちょっとのようでいて、けっこうある〜〜

 

 

 

 

全部見終わってから

こちらのアカデミー賞予想に参加したいと思っています。

28日の朝9:00までに。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここまでの中で

わたしはコーダがとにかくよかったのですが。

 

 

先日見てきた

ウェスト・サイド・ストーリー

が良すぎて!!!

 

 

素晴らしかったです。本当に。

 

 

 

 

 

1961年の作品は高校生の時に見たことがありました。

 

というか、

文化祭のクラスの出し物としてやりました。

 

なぜか我が母校は全クラスが劇を披露する文化祭でした。

 

 

狂気の沙汰だと思うのですが、

2年生ときわたしのクラスではウェストサイド物語を上演したのです。

美術選択クラスなのに。

 

 

ウェストサイド物語はミュージカルなのに。

 

 

 

美術クラスには

 

音楽を授業ですらやってない、

音楽よりも美術のほうがすき、

音痴だから、

音楽苦手、

絵が好き、

陶芸がやりたい、

 

という人たちが集まっていたのに

なぜクラスでミュージカルをやろうと思ったのか。

 

 

 

 

しまっちょに聞いてほしい。

(ここさけ)

 

 

 

まあ、理由は全く覚えてません。

 

とにかく、歌のうまい人間などいないにも関わらず、わたしたちはミュージカルに挑んだのでした。

 

 

わたしは裏方担当で、、

たしかレンタルビデオ店で借りてきたウェストサイド物語を「再生→一時停止」を繰り返しながら脚本を作りました。

(映画のセリフほぼパクって書いただけ)

 

 

たぶんそのあと買い出しにいって、

大量のレンガ柄の壁紙を東急ハンズで買って帰ってきて、

製作費を爆上げしたような気がします。

 

そのレンガ柄の壁紙は、当時友だちだった今の夫と買いに行ったような。

 

彼はジェッツのリーダー役もやっていたような。

(さっき聞いたらシャークの方じゃなかった?とか言ってたけど、そうだったっけ?青いTシャツ着てなかったっけ?覚えてないものねえ)

 

 

 

そして、クラス替えのないまま3年生になり、

3年生の文化祭では

シンドラーのリスト

を選び上演した。

 

 

わたしはユダヤ人Aである。

(照明係も兼任)

 

 

シンドラーのリストは、

もちろんスピルバーグアカデミー賞を取った作品なのですが、

 

2021年版のウェスト・サイド・ストーリースピルバーグがリメイクしたっていうこともあって、

 

アカデミー賞ノミネートという理由だけでなく、

思い出もあるので見にいきたいと思っていました。

 

 

夫も誘ったけど、興味なさそうでした。

だろうね。

 

 

 

 

 

今回見に行ったスピルバーグ版の

ウェスト・サイド・ストーリーが大変素晴らしかったので、感想として記録しておきたい。

 

 

今さらですが、

ストーリーとしてはほぼ「ロミオとジュリエット

アメリカで貧困や差別のある中、

対立する若者グループ2つ。

プエルトリコ系移民のシャークス。

ヨーロッパ系のジェッツ。

シャークスのリーダーの妹マリアと

ジェッツの元リーダーのトニーが恋に落ちてしまう。

 

 

 

①肉体

ミュージカルだから当然ダンスシーンがたくさんありますが、

とにかく肉体の躍動がすごい。

 

これはもう、撮り方だと思う。

生命、エネルギー、若さ。

こういうのをすごく感じました。

 

このエネルギーあるがゆえの、居場所のなさに切なくなります。

 

 

 

②アニータすごい

とくに、このダンスシーンで

アニータ役のアリアナ・デボーズさんがすごいんよ!

 

そりゃアカデミー賞助演女優賞ノミネートも納得だし、予想でも本命なのわかる!

 

この「アメリカ」でのダンスすごすぎて何回も見ちゃう。

 

アニータは役としてもけっこう難しいところなんだけど、そこも素晴らしくて、

ダンス・演技・歌、どれもすごい。

 

時間がなくてまだ見直していない1961年版なんだけど、

アニータの役が2022年版ではちょっと変わってる気がするんだよね。

アメリカを歌うときの意味とかも変わってるんじゃないかな。どうかな。

確認する時間がほしい…

 

 

 

③歌すごい

やっぱ主演お2人の歌はいい。

「トゥナイト」はずーっと頭の中で流れてしまう名曲である。

 

 

④映像表現

影の表現や、光の表現がすごくて唸った。

最初に上から街を見せていくのも、どんな状況かわかりやすくて、しかも美しくて素晴らしい。

 

スピルバーグすごいなーーー、と。

 

とくに、トニーがマリアのいる非常階段に向かっていくときに大きな水たまりの上にいるとき。

水たまりに反射する光がキラキラしてて

トニーがマリアに恋をしてキラキラした気持ちなのを表現してるのはもちろんなんだけど、

 

とにかく映像としてすごくキレイで印象的。

 

 

 

⑤今リメイクする意味

公式サイトには

「異なる立場を超えて私たちは手を取り合えるのか?」がテーマと書いてあった。

 

わたしは「争いは何も産まない」っていうことだと思った。

 

ロミオとジュリエットの時代から人間は争いが絶えることなく、

1960年代に作られた映画を2022年にリメイクしても

なにも変わってない。

 

女性の立場、人種差別、マイノリティへの理解のなさ、それらのものも。

 

それが本当に響く。

 

しかも、今ウクライナのことを思っても。

 

 

なぜ今スピルバーグが何十年も前の映画をリメイク?

 

と正直思っていたけれど

見た後に、

この映画を今見る価値をここまで感じるとは思っていなかった。

 

そういう意味でもこれを作ったスピルバーグのすごさを感じた。

 

この悲劇が何年経っても何十年経っても何百年経っても

現実とリンクしたものであるということが一番の悲劇。

と感じました。

 

 

 

⑥リタ・モレノ

1961年の映画で、アニータ役のリタ・モレノさんがアカデミー賞助演女優賞を受賞しているのですが、

そのリタ・モレノさんがこの作品に出演しています。

 

彼女の役は2つのグループを見守り、トニーを励まして応援する未亡人の店主。

 

実はエンドロールでリタ・モレノさんが演じたと気がついたもので、、、

 

1961年版で争いで恋人を亡くしたアニータを演じた方が、夫が亡くなった役をやっていて。

それもヨーロッパ系移民の方と結婚していた、という設定。

 

分かり合えない、理解できない、

争い闘う歴史の繰り返しが終わらない、

そういうことをすごく感じさせられて

これ以上ないほど意味のあるキャスティングと感じました。

 

彼女の歌に涙が出ました。

 

 

⑦息子と多様性

実は高校生の息子と見に行ったのですが、

彼は今とにかくウクライナのことに胸を痛めているので、この映画がとても響いたようでした。

 

あと、ロミオとジュリエットが元になっていると知らなかったようで

ハッピーエンドを信じていたから絶望した、

と言っていました。

(笑ったわ)

 

帰り道、映画の素晴らしさについて感想を話しながら

どうしたら戦争が起こらないんだろう、

なんで相手の立場になって考えられないんだろう、

多様性を受け入れるってなんて難しいんだろう、

という話をしました。

 

そのときわたしたちは

 

多様性を受け入れる社会は素晴らしいとは思う。

多様性を受け入れるって、すごくつらい人がいない代わりに

みんながちょっとずつ我慢するってことだよね。

 

自分がいいと思わないことをいいと思う人も認める。

嫌だなと思っても。

 

口でいうのは簡単だけど、心に余裕がないと難しそう。

 

おれ、宗教について勉強したくなってきたわ。

神様って人間が救われること教えてくれるんでしょ。

 

どーかなー、

宗教が元で揉めたりもするよね。

ヨーロッパってキリスト教で大変だったよね。

歴史でやったよね…

 

じゃあ、あれだ、仏教か。

 

あー、仏教か。

 

仏教の偉い人が書いたやつにそういう真理みたいなのが書いてありそう。

 

ありそう。

 

仏教か。

 

 

 

 

と、映画の話してたら仏教について学ぶことになりそうでした。

 

彼は今進路についても悩んでいますが、どうするんだろうか。笑

 

 

 

 

 

そんなわけで(どんなわけ)

 

ウェスト・サイド・ストーリーは素晴らしかったので作品賞とってもおかしくない気がしました。

 

 

どうなる?!

アカデミー賞

 

そしてわたしは全部見終わるのか?!

 

 

そしてそしてそして、

 

桜のような僕の恋人

 

ついに明日配信開始!!!

 

 

20時からウォッチパーティ!

 

 

監督も参加。

 

原作者の方が実用性のあるツイートを。

 

 

 

どこにでもいる普通の男、という一面も、もちろんあると思うんだけど、

 

アイドルとしての資質としても素晴らしいものがあるからどこにもいないとも思うし、

 

全裸で開脚して日光浴するという意味でもどこにでもいないとも思う。

 

 

明日わたしはどうなってしまうの?!